ワクチン打ちたい狂奏曲?

ワクチン打ちたい人が列を乱して大変のようだ。日本では災害の非常時でも庶民はきちんと列を乱さないのに、いったん名士という肩書が付くと日本庶民の良き道徳心が消えるようだ。「西尾市の大手薬局経営の地元名士。地元市役所市長にねじ込んで割り込み接種。」

海外には日本の良き道徳心は絶無だから、外から見ているとなかなか面白いことが起こっている。13日朝日天声人語から。

・ペルーの元大統領。2月在職中秘かに家族ともどもの割り込み接種がばれる。ばれた後の言い訳が素晴らしい。⇒「私は治験に参加したつもりだ。」これは使える。国会議員とか名士が割り込み接種をしたい時はこのフレーズを使えば一発OK、むしろ英雄視されるだろう。この元大統領には傑作な落ちがある。⇒「にもかかわらずご本人コロナ感染公表。」

・米国の姑息族⇒接種担当者が今日の分は終わりましたと嘘をついて何時間も並んだ人を追い返す。そのあと、こっそり親族知人を読んで打つ。

・米国のなりふり構わぬ族⇒30台と40台の女性がおばあちゃんに変装して一度目の接種に成功。2度目に発覚!?

翻って自分のことを考えてみる。どういう環境だったらワクチン打つか。①致死率50%以上の病原菌が蔓延②その病気への罹患率30%以上。その時は一か八か決死の覚悟で副反応死をものともせず他人を蹴散らしてでも行列に並ぶ、「かも」。